第一話 夢と現実の間

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身仕度を済ませると急いで玄関に向かった。 丁度父と妹も家を出るところで、玄関を開けるとそれぞれの方向へ分かれていった。 学校へ到着するやいなや、友人と軽く挨拶を交わす程度で自分の机へ顔を伏せた。 どれくらいたつだろう。 僕は深い眠りにおちていった。 はじめは周りの雑音が鮮明に聞こえていたが少しずつ、また少しずつ遠のいていき最後には全く耳には届かなくなった。
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