終わらない1日なんてないο

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後ろをちらりと振り返る。 菜央も葵さんも、私と目が合うと会話を止めてしまった。 本当にこの2人は謎すぎる… 寝てしまってる間、何をしていたんだろ… 今は初対面の時みたいに固まってるわけでもないし。 私は何も言わず、前に向き直った。 『ちょっとちょっと(笑)目が合ったんだからなんか話しかけてよ(笑)』 菜央が苦笑いしながら声をかけてきた。 『いや、辞退する』 『なんで(笑)』 『なんかめんどくさそうだから』 『おい(笑)』 『美香ちゃんおろした後、どうするんだろね~?』 収拾のつかなくなりそうな私たちの間に、葵さんが入ってきた。
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