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『やるね~★』
菜央が真横から見てる…!!
なになになになに!?
『…ちょっとッッ!!』
一瞬の出来事で戸惑ったけど、両手で翔を突き飛ばした。
『何してくれんのッッ!?』
わざわざ人の真ん前でキスするなんて。
なんか、ちょっと嫌だった…
『ごめんごめん、翔サンの気持ち確かめたかっただけなの~!』
気持ち確かめるも何も、なんで人前でキス!?
意味がよくわからなかったから、菜央を睨んでみる。
『大事な親友をあげるんだから、本当にあゅのことが好きなのか問い詰めてたの』
ん?
『いつそんな話してたの?』
『今さっきだよ。聞いてなかったの?(笑)』
『あ、全然聞いてなかった…(笑)』
ちょっと考えだすと、人の話が耳に入ってこない。
『けど突き飛ばすなんてひどい(笑)そんなに俺のこと嫌いなの~?』
話を聞いていた翔がアハハと笑い出した。
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