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『何って……………お-しえないっ♪』
『溜めるな~!俺は自分の気持ちをちゃんと見せたのに!!』
『アナタは菜央たちのことの為に自分の気持ちを売ったのかっ(笑)』
3人集まると、こんなやり取りばかり。
この時間が、すごく楽しかったりするんだけどね。
『ただいま~』
海さんと葵さんが、車に戻ってきた。
海さん、今度は助手席に座り、席を倒した。
『寝る』
そう一言言うと目を閉じてしまった。
葵さんが再び一番後ろに乗り込み。
『なんの話してたの?』
と、笑顔で菜央にたずねる。
『や…えっと…』
まさか、自分たちが何してたかを聞かれていたなんて言いにくい話だよね。
まぁ、ほっとこう。
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