国翔 桃華、20歳ο

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3人共、似たような可愛い顔をして、似たような小柄な体形だ。 その3人が一斉に私を見ていたから何事かと思った…ら。 『歌上手いですね~!聴き惚れちゃいました♪』 『次〇〇歌って下さぁい』 『髪型スゴイですねぇ!!』 『ドレス可愛いですね★』 『脚綺麗ですね~』 ピーチクパーチク、小鳥のように騒ぎ立て…面食らった。 私が言えた言葉は… 『あ、ありがと…』 の一言。 正直何を思ってこんな無愛想な私に話し掛けてくるのか。 馬鹿にされてるのかとも思ったがそうではないらしく、この日以降も、3人は何かと 『桃サン!!』 『桃華さぁん♪』 となついてきてくれるので、私も少しずつではあったけど、彼女たちと話すようになったのでした。
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