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そんなこんなのいつもの日常。
その日は店自体が暇で、3時に店閉めだった。
私は始発待ち派だったので、当分持て余すことになる時間をどうすっかなぁ、なんて考えていた。
玲花は今日は休みだし、他に仲良くしてもらってる嬢は送りだった。
すぐ傍では着替え終わった子たちがなにやらきゃーきゃーと賑やかに話している。
春とミライだった。
『…この2人も始発待ちかなぁ?』
混ぜてもらおう…として声をかけた。
『お疲れ様』
『あー桃サン!!桃サンもホスクラ行きませんかっ?♪』
『ミライ、桃チャンはホスト大嫌いなんだよぉ。だから、ダメ』
春がミライにたしなめるように言った。
『ホ、ホスト?』
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