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『知り合い位からのスタート――ってのはどうだ?』
「ありがとうございます! とてもジジイは嬉しいです! いや、本当に。知り合いはいずれ友達になることができます」
『あぁ、そうだな』
「それで、お願いが一つあるんですが……」
『なんだ?』
「私、この間の喧嘩でロシアさん達とまだ仲が悪くて……もしまた喧嘩になりそうだったら――」
『待った、俺達はまだ知り合いだ。友達だったら中立的立場にもなるし手を貸してやらん事もない』
「す、すみません。私ったら図々しいですね」
『話は終わってない! もしロシア等と喧嘩に日本がなっても俺はロシアの味方には着かない。援助もしない。いずれ友となる者の利益にならん事はしない、それは約束しよう』
「本当にですか! では私も約束させてもらいます。ドイツさん」
『あと、日本。こちらからも一つ。俺等のどちらもロシア等と仲が戻ったとして相談も無しに約束事を決めるのは止めてくれ』
「わかりました」
ふぅ、ジジイの本気が伝わって嬉しいです。今日の夜ご飯は塩鮭二枚焼いちゃいますよ!!
しかし、そうですね……中独合作をすっかり忘れていました。むむ……いや、しかし。今日は楽しみますよ。
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