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慧「入江君」
蓮「何だ?」
慧「少し2人きりで話しがしたいんだけどいいかな」
蓮「分かった。悠貴、少し2人で話してくる」
悠『あぁ』
そして、2人は部屋から出て行った。
蓮「で?」
慧「白蓮のこと残念だったね」
蓮「…………」
慧「あれ入江君の他人格かと思ってたら違って驚いたよ。まさか入江君のクローンが大量にいるなんてね」
蓮「…………」
慧「いっそのこと神城君に全て話したらどうかな?」
蓮「悠貴は知るべきじゃない」
慧「人間のクローンを成功させるなんて凄いよね。入江君のこと見くびってたよ」
蓮「…………」
慧「そういえば、ある噂を聞いたんだけど…。近々、神城君のクローンを作るんだってね」
蓮「誰からそれを…」
慧「それは企業秘密だよ。今まで神城君の前では僕達の関係は隠してたけど、2人きりなら関係ないよね。僕はご存知の通り情報屋だから」
蓮「っ…」
慧「大丈夫だよ。入江君と違って僕に神城君を傷付けるつもりはないから。あー、あれは入江君じゃなくて白蓮だったね」
蓮「…………」
慧「入江君の弟って本物?それとも入江君のクローン?」
蓮「杉浦には関係ないことだ」
慧「入江昴君って、調べても何も出てこなかったから。死亡確認も生存確認もね。だから、どうなのかなって」
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