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「さぁ、アドル? 一緒に帰ろうか? 今日も二人で一緒に寝ようね?」
ハァハァ、と荒い息をつきながら、ゆっくりと近付いてくるストーカー。
そんなストーカーに対して少しずつ後退りするアドルだが、恐怖と嫌悪感と気味悪さから、その速度はかなり遅い。
「グフフ、帰ったら『ピーー』して『バキューン』で『にょろーん』になってから『そぉい』しようね?」
「ひぃっ!! や、ややややだぁ……」
ストーカーの口から放たれた18歳未満お断りの言葉に、さらに追い込まれていくアドル。
ついにストーカーがすぐ目の前まで近づき、今にも手を伸ばそうとした時――
「そこまでにして貰おう」
ヒーローは現れた。
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