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「雄ちゃんっ」
ほら、ね
「おぉ、のっく!久しぶりだなっ」
「今日も来たんですか?」
「うんっ
あ、それなに?」
「手紙ですよ」
「手紙か!
そういや俺、手紙書いてないなー」
「今度書いてみたらどうですか?
雄ちゃんの想いを」
「うん、サンキュっ」
1年前は失っていた笑顔
少し取り戻せたのはのっくのお陰かな
なかなか会えない2人、
他愛のない話をしながら向かう。
2人の目的地は同じ。
とある霊園の敷地内、奥へ奥へと進んだ所に一つの墓石。
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