今日も貴方を想い

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  「…う……ゃ…」 「…ゆ…、ちゃ…」 「…雄ちゃんっ!」 「えっあ、のっく…、どした?」 「話聞いてました?」 「うっ、うん!」 「じゃあ質問の答え、くださいよ」 「あ…、えーっと……」 「嘘です…、質問なんてしてませんよ」 「あ…、ごめん…」 「…あの、こう言うのも何ですが 何か熱中するものをつくったらどうですか? ……、忘れられるくらいの…」 「…!忘れるとか何考えてんだよ!!! 辛さが分かんねぇからそう言うこと言えんだろ!!!」 「…っ、僕も辛いんです!!! 忘れようとするのも 脱け殻のような雄ちゃんを見るのも 全部ぜんぶ辛いんです!!! 自分だけが辛いと思わないでください… みんな各々…、 いろんな辛さや悲しさを持ってるんですよ…」 「……、…」 「…ずっと悲しんでたって 喜ばないと思いますよ……」 「…ごめんな、のっく うん、自分なりにやってみるよっ」 「…、久しぶりに見れた」 「何を?」 「雄ちゃんの笑顔っ」 「あ…、」 「っふ 雄ちゃんらしくしてください 何かあったらいつでも頼ってくださいね 1人じゃないですから」 「おぉ、めちゃくちゃ頼らせてもらいますよっ」 (やっと見れた、) (貴方の笑う顔が) (俺は1人じゃない) (もちろん貴方も)
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