6人が本棚に入れています
本棚に追加
取りあえず文芸部に入部した訳だが、廃部寸前の部活にこんな立派な部室は必要だったのだろうか?
図書室の一角をお借りして、本を読んでいれば良かったのでは無いかと思う。
「なぁ東条。他に部員は居ないのか?」
「居るわよ。二年生が1人転部して来るし、一年生は他に2人いるから、廃部は無くなったわ!」
つまり、俺と東条を含めて5人の部員が集まるわけか。
結構賑やかになりそうだ。
「すいません、遅くなりましたぁ。」
と、部室のドアを開けて入ってきたのは、どこぞのアイドルに引けを取らないキューティクルフェイスの女性だった。
「遅いわよ、日向ちゃん!二年生何だからもっとシャキッとしなさい!」
なんか、二年生に説教垂れちゃってるよ。
その日向ちゃんとか言う先輩もペコペコ頭下げて謝らなくても…
最初のコメントを投稿しよう!