367人が本棚に入れています
本棚に追加
僕達は―
中学生になった。
嬉しいことに、僕は退院することが出来た。
ただし
絶対安静が条件。
「忠義!あんまり走っちゃだめだよ」
「わかってる!」
亜結は
月日をこす度に
綺麗になって
可愛くなって。
君を女として見始めるやつだって、少なくなかった。
きっとヤスだって
不安やろうな。
こんな近くに
亜結が好きなやつがおるなんて
絶対わからへんやろうし。
それに、絶対言えない。
ヤスが今まで亜結を想ってきた方が長いから。
簡単に
それを崩す事なんて出来ない。
最初のコメントを投稿しよう!