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ピーポーピーポー
なんやろう‥
救急車の音がする。
周りからは
泣き叫ぶ声。
お母さんかな…
「忠義!忠義!」
力強い声で
僕を呼ぶのは…
お父さんや。
意識は消えかかってるけど
親の声は小5の僕でも分かった。
あぁ…
そうやった。
僕、今運ばれてるんや。
危ない病気やから。
急に発作みたいなんが起きたんや。
僕
ついてないから‥。
ここで
僕は意識が無くなった。
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