不運な僕

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僕はホンマについてないやつで。 しまいにはこんな大きな病気までもらっちゃって。 重い病気なんて… そんなんいらんよ。 それから僕は 心を閉ざした。 誰も信じない。 誰も愛さない。 ずっと1人でいい。 どうせ長く生きられへんねんから。 これからも ずっとそうやって生きて行くはずやった。 もし大人になれるまで生きていたとしても。 ずっと1人で 孤独を抱えて生きてくんやと思ってた。 そう、君に出会うまでは―
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