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俺たちは歩いて外に出るところに向かった。
「混んでるねぇ~」
「だな…てか混みすぎだろ(笑)」
ドアの前にはこれでもかというぐらいに人が集っていた。
「待つか…?」
「いいよ!行きましょ~(笑)」
みんながみんなはしゃいでいて、誰がどの声だか分からなくなっていた。
そのときだった。
「カイトーー!!」
かろうじて向こうからホタルの声が聞こえた。
「そんな焦って行かなくてもよくね?(笑)」
「確かにね~(笑)」
「早くおいでーーー!」
「うん、今行くから~」
しばらくして落ち着いたので、俺たちは外に出た。
「遅い!」
「ゴメンゴメン(笑)」
この時まだ俺達の世界に何が起こってるか知るよしもなかった。
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