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今は学校から帰宅途中
授業は終わった。
俺の名前は瀬戸 紘太(せと こうた)
高校一年生だ。
友達と言えば、
さっきの鷹野しかいない。
まぁつくる気も無いんだけど。
友達なんて…いれば良いもんじゃない。
俺はそれを知ってるからだ。
友達は1人いれば良い。
それが俺の考え。
紘太「にしても…今日の鷹野は妙にしつこかったな」
なんて口にしながら、
言った言葉と同じ言葉を、
頭で何回も繰り返す。
紘太「何かあったのか?」
別に他に考える事がないからじゃない。
それほど鷹野が異様だったからだ。
断じて暇じゃない。
紘太「ロークスか」
ロークスとは鷹野が言っていたロボット雑誌だ。
鷹野が何回も言うから、
思わず口にしてました。
紘太「気になるな」
あそこまで言われると気になるじゃないか。
俺は本屋をチラリと見る。
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