毒舌メガネとおちゃらけ秀才

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少年より若干高い身長に、長い金髪 後ろで一つに結んだ髪が、時たま風に流されていた そして、整った顔だと言うのに、それをぶち壊して有り余る程の嫌な笑みを顔面に張り付けている 「大人しそうに見えて子供だよねキミー。……ってか、まだ使ってたんだソレ……“メガネ”だっけ?」 「ほっとけって」 「あー、レンズにヒビなんか入れちゃって~…いい加減まともに『視力矯正魔術』受けなよ!』 確か相当目ぇ悪かったよねぇ? 「…………」 成績優秀な悪友の言葉を苦い顔で聞き流し、ヒワタリは「俺が知るか」と一言、足を早めた
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