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俺の名前は『悟(さとる)』。
俺は今日、幼なじみの『弥生(やよい)』とその友達『皐(さつき)』と共に一緒にカラオケにオールしに来ている。
今回のオールは、知らない子と一緒にいるっていうのもあって、中々辛かった。
「ねぇねぇ皐、なんか良いサイトない？」
「良いサイト？どんなの？」
弥生は今、恐怖系の携帯サイトにはまっているらしい。
会う度に俺も良いサイトはないかと聞かれる。
残念ながら、俺は興味がないから探してすらいない。
「怖いやつよ怖いやつ♪怖そうで面白そうなサイト知らない？」
「えー。怖いやつー？知らないよー、だって怖いの嫌いだもん。」
皐ちゃんは怖いのが苦手らしい。
それを弥生は知っているはずだが、聞くのは馬鹿なのか。
「そうだよねー。皐が知るわけないかー。」
「そんな事は良いから、せっかくカラオケ来たんだ。歌わなきゃ勿体ないぞ。」
「そうだよ弥生ちゃん！悟君の言う通りだよ！歌お♪」
「そうだね…歌うか！」
こうして、カラオケがスタートした。
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