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私が放課後、真っ直ぐ家に帰っているときのことだった…
葵「学校、だるい…」
授業眠いわ、寝たら怒られるわ、課題を出すぞとか言われて、精神的に参っていた。
葵「つまらない授業をする先生が悪いんだわ。」
きっとそう、そうなのよと自分に言い聞かせながら、家に帰っていた。
この後だわ…
私が、大通りのある交差点に信号待ちをしていた。
横にいた男の子がボールを落としてしまった。
そのボールは、車道に転がっていく。
男の子はそのままボールを追いかけていく。
葵「な、何やってんの⁉」
私は、反射的にその子を追っていた。
男の子がボールを捕まえた時に、私の目に入ってきたのは、男の子に迫り来る大型トラックだった。
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