~私の理想郷~

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紫「能力の発現よ。」 葵「はつげん?」 紫「貴女の世界から来た人間を外来人と言うんだけど、そのほとんどが自分の能力を開花させているの。」 葵「へぇ…」 紫「貴女以外にも外来人は結構いるのよ。」 葵「どうやって幻想卿(ここ)までくるんですか?」 紫「特殊な場合もあるけど、基本的には私が連れて来てるわ。 そういえば、霊夢のところにもいなかったっけ?」 霊「今は買い出しに行かせてるの。 もうすぐ来ると思うんだけど・・・」 紫「とりあえず、そういうことでいろいろと準備があるから。」 葵「なんだか、楽しそうですね。」 紫「そんなこと言ってられるのも、今のうちかも知れないわよ?」 葵「そうですね。私、がんばります‼」 紫「その意気で頑張るのよ~。」 葵「任せてください‼」 紫「じゃあ頼んだわよ、霊夢。」 霊「えっ、ちょっと!」 そういうと紫は、スキマに入っていった。
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