~私の理想郷~

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葵「さてと、まず何からしましょうか?」 霊「貴女、ここに来たばかりでしょう? 疲れてないの?」 葵「いや、これからのことを考えるとワクワクしてきて、落ち着いてられないんですよ。」 霊「そう。なら…」 葵「なら?」 霊「神社の掃除でも、手伝ってくれる?」 葵「お安いご用ですよ。」 霊「じゃあ、お願いしようかしら。」 葵「任せてください‼」 そういうと、私は早速掃除に取り掛かる。 霊(元気ねぇ…) …少女掃除中… 葵「終わりましたよ。」 霊「早っ‼ まだ10分しか経ってないのに…」 当たりは見違えるように綺麗になった。 霊「ありがとう。助かったわ。」 葵「家事はほとんど私が受け持っていたんですよ。 といっても一人暮らしだから。」 霊「何か、ごめんなさい。」 葵「いいんですよ。 気にしてないから。」 そういった葵の目が少しばかり潤んでいたことに、霊夢は気づいていた。
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