そ―て

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新しい学校には居場所があった。 「六花の髪ってキレー。それどうやって染めてるの?」 「地毛で…」 「地毛で空色って…え、凄い」 「アハハ…よく驚かれる」 「でも赤い目って怖いな…初めて会った時、睨まれたかと」 「ごめ…わざとじゃないの!」 「知ってるよ」 友達も出来て、笑ってても、頭からは松田くんの事が離れない。 そして、朝、転校生が来た。 「初めまして、松田です、よろしく!」 自己紹介を終えて、松田くんは私の机の前へ。 「お前の願い、叶えてやるよ。六花」
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