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「ぅ～」
目を開けると、そこは見慣れない部屋、そして、激しい空腹…
頭の中は、ここは何処だ…？ という、疑問より先に、メシの事しか考えられない…
「…は、腹減った…」
しばらく、うわごとの様に呟いていると
「あ、お兄ちゃん起きた!?」
と、妹の桜花が寄ってきた。
「お兄ちゃん!! はやくご飯食べに行こうよ!!」
すると、体に掛かっている布団を跳ね除け…
「何!? メシか!? 何処だ!! 俺のメシーー!!!」
「ちょ、お兄ちゃん…く、くるしぃ」
妹の声など無視!!
すぐさま外に出て、微かな匂いを頼りに走り出した
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