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とりあえず、まだ、俺の腹は空腹に耐え切れそうにないので、彼女について行くかとにする。
その間、覚醒しつつある脳みそを、フルに回転させて、今の状況について思い出してみる。
まず第一に、ここは何処なのか?
そうだ、ここは、鷺宮の家だ!
そういや、有無を言わさず連行されたんだよな……
次、目の前の彼女は…?
そんなことを、ひとしきり考えていると…
「どうぞ、こちらがダイニングになります! 早く慣れてくださいね?」
「は、はい…、分かりました、」
突然言われたので、思わず敬語になってしまう。
俺が入ると、すかさず、
「おひぃひゃん、はひゃふほはんはへひょ~(お兄ちゃん、早くご飯食べよ~)」
うん、分かった、分かったから、食いながら話すのは止めような…
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