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<日給7300円 バイト面接受け付け中> 「む……」 学校の帰り道、俺の目に止まったのは、そんな看板だった。 それは建物の隣りの目立たない階段の前に立て掛けてあった。見るからに怪しい。 しかし、俺こと杉山辰樹(16)は、 「何っ!? 日給7300円だと!? 今までにこんな割のいいバイトがあったことか!?」 俺は、既にその時給の割の良さに釘付けだった。 「思い立ったが吉日。よし、いくぜ!」 そして、そのまま勢いで受け付けに直行… <30分後> 「受かってしまった…」 なんと、履歴書なしで、面接もそこそこに受かってしまった。詳しくは後日、ということらしい。 しかし、連絡先、聞かれなかったような… まぁいっか。どうにかなるか。 翌日。学校から帰って、扉を開ける。すると…… 「遅いですわーーーーー!!」 と、冒頭に戻るわけである………             
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