prologue

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「ねこ?」 猫は歩いては振り返って私を見てまた歩き出す まるで、付いてこいというように… 私は考えるより先に体が動いていた 「ありすっ!行ったら駄目!」 由希の制止に耳を傾けずに ー…アリス‥ボクノ…ボクダケノ…‥アリス ー…アイシテルヨ ふわっと体が宙に浮く 階段から足を滑らしたのだ 「えっ? きゃああぁァ!!!」 .
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