逃走

11/12
前へ
/1242ページ
次へ
「そっか、良かった」 ジェジュンは微笑むと私のおでこにキスをした おでこなのに私の心臓が踊り出す ジェジュンは呑気に鼻歌を歌いながら流れる景色を見つめていた タクシーはどこに向かってるのか分からない でもジェジュンがいればどこだって怖くないよ そう思いながらさっきから繋がれている手をそっと見つめた
/1242ページ

最初のコメントを投稿しよう!

581人が本棚に入れています
本棚に追加