逃走

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なにかあるんだろう とりあえず私は頷く 「僕がせーのって言ったら走ってね!あっ。あのタクシーに乗り込むよ」 そう言うと道路の隅に止まっているタクシーを指差す 再び私が頷くとジェジュンは私の口から手を話し手を握った 相変わらずジェジュンの手は大きくて暖かかった 「よし。いくよ?…せーのっ」 グンッと手を引っ張られて転けそうになる
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