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「さて、朝食にしよ。」
来る途中にとった木の実を食べていると大木からリスが降りてきた。なにやら物珍しそうに刹那を見ている。
「おはよう。リス君、今日もいい天気だねぇ。」
声をかけるとビクッと小さな体が震えて木の穴の方に隠れてしまった。
あらら、驚かせちゃったかなぁ。
だがすぐに出てきたと思ったら親子なのか小さなリス達がぞろぞろと出てきた。小さなリス達はじゃれ合って遊んでいる。
ああ、癒される~。
リス達の平和な日常を見ながら食事を終えた。
「さて、そろそろ行こうかな。」
ピシッ
「ん?」
「…直に繋がる…」
少し休んで立ち上がった瞬間、何か変な音がしたと思ったら微かにそんな声がした。
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