運命の時
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「ねぇ、雅也」 つられて空を見た俺が顔を戻すと、清人がキスをしてきた。 この数日間で、それこそ何万回もってくらいキスはしたけど、清人からしてくる事なんてなかったから、驚いて面食らってしまった。 そうしたら清人、言ったんだ。 「雅也…ありがとう。それから、さよなら」 清人の目に涙が光っているのが見えた。 「き…」 清人 そう言おうとした瞬間、俺は清人に力いっぱい噴水に向かって突き飛ばされていた。
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