何気ない日常から

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「…神?」 僕は困ってしまった。なんておかしなこと言うやつだ。馬鹿げている。 神なんていないさ。とりあえずこの女の子は頭がおかしい。逃げなくては…。 「君は神を信じないのか」 女の子は少しカタコトに喋った。ますますおかしな子に見えた。 「あぁ、信じてはいない」 僕は正直に答えた。 「…じゃあ私の力  見せてあげようか?」 女の子は不気味な笑顔で そう言った
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