1つのチキン

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ある日の夜、9時を過ぎた頃の話です。 1人のお客様がレジにいらっしゃいました。 涼葉 「いらっしゃいませー」 お客様 「これお願い。あとチキンも1つ」 涼葉 「はい。少々お待ちください」 チキンを取ろうとしたけど、最後の1つが売れるところでした。 松本さん(先輩) 「ごめん、こちらのお客様の方が早かった」 松本さんの手にはチキンを入れた小さな紙袋がありました。
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