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お母様に
言われるがままに、本を持って外に出るアリス
ヘタレなアリス
仕方ないよね…
お母様怖いもんね
アリス
「ちょっ!!
そこ!!
何っつうナレーション!?
止めてくんない!?
そういうの!!」
え?
でも、上からそういう指示が…
アリス
「上…?」
上
アリス
「……。」
まぁいいや
とりあえず時計ウサギの出番だよ~
時計ウサギ
「出番!?
よっし!
時計ウサギ、いっきまぁす!!」
アリス
「え!?
放置なの!?
説明は!?」
時計ウサギ
「しっちゃかめっちゃか
大変だ~!
急がないと女王様にフルボッコだぁ~
急げ急げ~!」
アリス
「ちょっ!?
オイ!!」
アリスが本を読んでいると、
目の前を一羽のウサギが大慌てで走っていくのでした
アリス
「オイコラ放置かコノヤロウ」
気になったアリスは
「あらなにかしら?(台詞っぽく)」と
そのウサギを追いかけるのでした
アリス
「お~い
勝手に進めんな
オイって」
ウルサいなぁ!
ぐぢくぢぐぢくぢさぁ~
たいにぃ さっきから文句しか言って無いじゃん!
アリス
「そうだけど、だってよぉ…」
あのねぇ大人には色々と事情があるの
わかる?
アリス
「いや、オレにも事情があるし」
ウルサいなぁ!
とにかくウサギ追っかければ良いんだよ!じゃないと話し進まないじゃんかぁ!
アリス
「いや、だから…何で…」
シャラップ!
ほら!
つべこべ言わずに
追っかけなさい!
これ以上グダグダ言うなら
姉様呼ぶよ!?
ね~さまぁ~
アリス
「わぁ~
まて~
ウサギィ~」
全く…
初めっからそうすれば良いんだよ
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