1277人が本棚に入れています
本棚に追加
「死ね!!」
だがスダインはその場にはいなかった。
「後ろだ」
すると警備員は咄嗟に後ろに振り向き、スダインが刺してこようとしていた右手を左手で掴む。
「いい反応だ
お前どこで鍛えたんだ?」
スダインはそう言うと一度警備員から離れる。
「ただのストリートファイトさ
まあ、そこいらのヤクザの幹部や、マフィアの幹部などには負ける気がしないな」
「成る程
どうりで反応スピードなどが異常な訳だ
お前、元ヘヴィ級チャンピオンのロアノフ=イルガ=パースよりかある意味強いぞ
俺に蹴りを入れたんだからな」
その時は警備員は絶句。
そして数秒後口を開く。
「お前がロンドンで大量殺人を犯した犯人か?」
「ああ
因みにこれを知っているのはお前を含めて、全世界で二人だけだ」
「なんなら死ぬ気でいくぞ」
警備員は低い声と、猛獣のような目つきでスダインを威嚇。
スダインはニヤリと笑みを浮かべた。
最初のコメントを投稿しよう!