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探す事数十秒。
中年の男性のポケットから門の鍵を発見した。
「ベタ過ぎだろ」
スダインはそう言いながら、門の鍵を開けて、中に潜入する事に成功した。
岩壁がある細い砂利道を抜けると、遠くに鉄で造られた基地が見えた。
周りを見渡せば、断崖絶壁の岩に囲まれていて、この道以外に逃げ場は無いようだ。
因みに拾った銃は腰にかけて、AK47は手に持っている。
「いや待てよ」
スダインは近くにあった軍用トラックの下に隠れて、SVDのスコープを覗く。
一番近い入り口には、警備兵が五人ほど徘徊している。
「おいおい
厄介なもん持ってんな」
スダインが目を付けた一人の男性が持っていたのは、私達が生きている今の時代で最強のクラスのRPG7と呼ばれるロケットランチャーを持っていた。
もし気がつかれて、ここを撃たれたら、軍用トラックなど一発で火だるまになってしまう。
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