告白

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「チッ!」 ・・・?今、うしろで舌打ちが聞こえたよーな・・・ すると、俺が手をかけていたドアが突然開き、俺は後ろに尻もちをついてしまった。 何事かと思い、上を見上げるとそこには、4~5人の不良くん達がたっていた。 「え・・・?」 俺は何が起きたのか全く理解できずに、ただ不良くん達を見つめていた。 すると、不良くん達の中でもっとも偉そうで髪をワックスでツンツンに立たせた黒髪の男が俺の方を向き、ニコッと笑いかけた。 こんな時はどうすればよいのか分からず、とりあえずかなりひきっつた笑顔でかえした。 「神埼先輩ですよね?はじめまして~。良平の幼馴染の山口稔です。」 「え・・・、あ・・・ども?」 うん?なんでこいつも俺のこと知ってんだ?俺ってそんなに有名人なのか?てか、この今の状況はなに!? 「おい!!稔!!まだくんのはやぇだろ?まだゲームは終わってないぞ!!」 「ゲーム・・・?」 俺はわけが分からず聞き返した。 てか、さっきまでさわやか笑顔で話していた椎名良平がまるで別人のように話している。今は眉間にしわがよって、かなり・・・恐い・・・。 「良平~!どうせ失敗したんだろ?だったら、良いじゃん!潔く今日の晩飯おごれよな!!」 「っち・・・。ったくよ~。お前らくんの早すぎなんだよ!!あと少しで落とせたかもしんねーだろ!!」 ・・・・・?
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