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ふいに後ろから声をかけられ、ビクッと肩をふるわした。俺はおそるおそる声のした方に体を向けた。そこには、髪を金髪に染め、制服をダランと着こなした男。つまり不良くんが俺の後ろに立っていた。
「えっ?あー、いや。ナンデモナイデス。」
恐くなった俺はその場から立ち去ろうとドアに手をかけ、屋上から去ろうとした。
が、それは不良くんの手によって阻止された。
「あ、ちょっと待ってください。」
俺は、手をつかまれ教室に帰れなくなってしまった。
(!?)
ちょー!!なんだよっ!?恐いんですけどぉ!!もう帰りたい!!直記!おかーさんっ!
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