1

7/16
前へ
/66ページ
次へ
「うわ・・っぷ。何すんだよ正チャン。 なんだか今日はご機嫌ナナメだね」 「誰のせいだと思ってるんですか? 呼ばれて来てみればダラダラしてるだけで用事なんかないし。 いい加減にして下さい、僕だって忙しいんですから」 「・・おー、コワ」 正一の剣幕に白蘭は肩をすくめ、 ゆるゆると身を起こした。 といっても今度はイスに深く身体を預けて座っただけで、全体的なユルさは変わっていない。
/66ページ

最初のコメントを投稿しよう!

301人が本棚に入れています
本棚に追加