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「それも元々アナタのせいでしょう! 僕をムリヤリ教師にして引っ張ってきたくせに!」 「だぁって一緒にいたいんだもん」 「理由になってないですよ! いいトシして下らないこと言わないで下さい。」 「立派な理由だと思うけど・・。 ねぇひょっとして正チャン、僕のことキライ?」 「・・・・・・・・・」 どんなに怒鳴っても白蘭の態度は変わらず、ユルいペースを崩さない。 のれんに腕押しヌカにクギ、あまりの手ごたえのなさに正一は脱力してずるずると床にひざをついた。
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