天邪鬼な僕。

2/3
124人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
素直になれない天邪鬼。それでも受け入れてくれる君…―。 『…ハゲ。』 「ハゲてないからね。」 『…鼻まる。』 「鼻丸じゃなくて中丸ね。」 『…ヅラ丸なんて嫌い。』 「ヅラ丸じゃないし∑嫌いじゃないでしょ?」 『…ゆ-いち。好き。』 「たっちゃん…。俺も好き。」 やっと素直になれた。優しい君は待っててくれた…。だけど、やっぱり天邪鬼な僕から優しい君へ――。 (一生、傍に居てやらない。死ぬまで大嫌いだから。) …――なんてね。 ・
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!