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素直になれない天邪鬼。それでも受け入れてくれる君…―。
『…ハゲ。』
「ハゲてないからね。」
『…鼻まる。』
「鼻丸じゃなくて中丸ね。」
『…ヅラ丸なんて嫌い。』
「ヅラ丸じゃないし∑嫌いじゃないでしょ?」
『…ゆ-いち。好き。』
「たっちゃん…。俺も好き。」
やっと素直になれた。優しい君は待っててくれた…。だけど、やっぱり天邪鬼な僕から優しい君へ――。
(一生、傍に居てやらない。死ぬまで大嫌いだから。)
…――なんてね。
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