プロローグ

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でも、何故か李南の奴だけがモテる。 すごいムカつくことに! 双子並に似てるのに、なんであたしがモテないかわからない。 ……ちょっと話が逸れた。 ということで戻すけど…… つまり、あたしが言いたい問題というのは、だ。 あたしはよく李南と間違われて告白を受けてしまうということ! 女の子だけならまだしも、なんで男の子まで言いよってくんのっ?! ていうか、あたしは李南じゃないってことに気付けっ! そんなこんなで、あたしは毎日のように李南ファンに告白されたり、つきまとわれたりされている。 誰もあたしを見てくれない。 “李南とそっくりな姉” “双子もどき” どんなときでも李南とセットにされてしまう。 あたしという存在だけを 見てくれない。 気付いてくれない。 そんな絶望した中、貴方と会ったんだ。 あたしに気付いてくれた貴方。 これは、そんな貴方に恋をしていった過程を記した物語。
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