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----で。その絶世の美女……?と呼ばれる転校生が来る日が今日ってわけだ。
まあ……生徒会の任期が今月で満了のために、次の選挙に向けて忙しいオレにはまったく興味ない。
「しかも!知ってる!?その転校生。生徒会長に立候補するらしいよ。」
ぶっ………!!!
桔梗の言葉にオレは飲んでいたコーヒーを吹き出した。
「何だって!?」
「きったないわねえ……。本人はその気はないみたいだけど、支援者は多くて推薦されたみたいね。」
テーブルを拭きながら、オレはとにかく落ち着きを取り戻して尋ねた。
「名前は?その転校生は何て名前なんだ?」
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