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皆、各自様々な想像を思い描きながら、マスターの言っていた【お届け物】を待つ…
リンがミクと遊び始めたのを良い事に、ようやく気がついたKAITOに視線を向けると、レンは立ち上がり、ソファーで、アイスを食べているKAITOに近づく
「KAITO兄…大丈夫か?」
「ん?あぁ、大丈夫だよ…ちょっと、びっくりしたけどね…」
あははっと笑うKAITOにレンは溜息を付くと、ぽすっと、隣に腰掛ける、少し緊張した面持ちで、固く手を組むと、KAITOに声を掛ける
「…なぁ…KAITO兄…」
「ん?何?レン」
KAITOの優しい笑顔に、胸がドキドキと高鳴る…こくんっと喉を鳴らすと、KAITOに視線を向け、決心したように、レンは口を開く
「…あ…あのさ…俺…ずっと言おうと思ってたんだけどさ…」
「うん…?」
「俺…俺っKAITO兄の事をっ!」
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