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「ふひひひ…」
「なんちゅー声出してやがんだお前は。 変態か!」
「ごめんごめん。 つい興奮しちまってな。 てか変態はお互い様だろ?」
「まぁ否定はしない」
このやり取りで大体想像がついてしまった方もいるかもしれないが、俺達は今、いかがわしい内容のビデオやゲーム、俗にいうAVやエロゲー等が棚にたくさん積んであるなんともアダルティ溢れる店にいる。
ちなみに今は放課後だ。つまり俺達は学校帰りに制服のままこの店に来ているのだ。
信じられない!? とか思う方もいるだろうが、もうこれは日課になりつつあるので止めろと言われて簡単に止められるものではないのだ!
あっ!! 自己紹介が遅れたな。
俺は須野康治だ。
さっき変な笑い声を上げていたのが俺の従順なる下僕の周防貴大(すおうたかひろ)だ。CLAN○ADで言うと春原的存在だな。
顔はいい方だか性格が変態だ。 女性の方々は注意してないと何されるか分からないぞ!
「俺の説明めちゃくちゃじゃねぇかっ! てかお前主人公のくせに説明少なすぎるだろ!!!」
「人の心を読むな!! プライバシーの侵害で訴えるぞ!」
「そんな能力ねぇよ!! お前全部喋ってたぞ!」
とうやら俺は思ったことを口に出してしまう癖があるらしい…
気を付けなきゃ死を招くな…
なぜなら…もう分かるよな。変態の真髄を極めた俺の華麗なる妄想を口に出してみろ。たちまち女子が寄り付かなくなるだろうよ…
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