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扉のむこうには───
サラリーマンの軍団がいた…
なっ、なぜこんなにサラリーマンがいるんだ!?
普段ここら辺は通勤ラッシュなぞ起こらないはずだ。つか見たこと無い。
俺は次々と電車の中に入り込んでくるサラリーマンに当惑しながら貴大の方を見た
「ふっ…」
「っ!?」
あいつ…笑ってやがる!
そう言うことか!!
何が分かったか読者の皆さんに説明したいのは山々なのだが、今俺にはすることがあるので後にさせて貰う。
なぜかって!?
んな事わかるだろ!?
「カミオカさんを助けに行くんだぁ!!」
思わず口に出てしまったが、カミオカさんはサラリーマン軍団にビックリしていて聞こえてない上に、俺の周りのサラリーマン達が驚き俺の周りから遠ざかった
「怪我の功名ってやつか…」
俺はそのチャンスを見逃さずサラリーマンの間をすり抜けとうとうカミオカさんの前にたどり着いた。
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