プロローグ

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大空チトセはごく普通の高校生で18歳。 髪の色は栗色で胸のあたりまで長く、華奢な体つきの大人しい女の子。 女子「大空さん!!今から彼氏とデートなの、お願い!!!掃除当番代わって!!」 チトセ「えっ・・・う、うん。いいよ・・」 女子「本当に!!ありがとう♪♪♪」 また代わっちゃった・・掃除当番・・・頼まれると断れないのよね・・ チトセ「はぁ、急いで掃除しちゃお」 誰もいなくなってガラリとした教室を一人で掃除する。 ガラッ 勢いよくドアが開いた。 男子「ごめん!!遅れた!!!って、あれ?」 チトセ「・・・・月城くん」 月城天馬はチトセと同級生で色素の薄い髪色が特徴の学校一の人気者。 天馬「どうして大空さんが掃除してるの??」 チトセ「代わってほしいって言われたから・・」 天馬「えっ、あいつまたサボって!!いいよ、大空さんはやらなくて。もともと俺が当番なんだし」 チトセ「ううん、私が代わったから・・・一緒に掃除してもいい?」 天馬「もちろん!!というか・・本当にいいの??」 チトセ「うん。二人の方が早く終るし・・」 天馬「大空さんって、優しいね!!じゃあ、お言葉に甘えて」 チトセと天馬は教室の掃除を始めた。
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