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やまが駐車場に着いたのは12時10分くらいだった
1人で待っていた15分は、1時間に感じた
当たり前のように車に乗り込んだやまは、あたしに寄りかかる
「眠い…」
遅刻したくせに、まだ眠いとか言っているやま
「どぉする?」
「何が?!」
「連れて行ってやろうとしてた店、この時間もぉやってない」
「やまが遅刻したのが悪いんじゃん、自分で考えて」
期待してたあたしは、少し機嫌が悪かった
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