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沙羅は少しだけ看板を見て、笑った。
そして、亜歌里の裾服の裾の少しひき、言った。
「大丈夫だってー♪もう少し力抜いて楽しもうよ!」
「でも…」
「先生がいるんだから平気だよ!あ、ほらおいてかれちゃう~」
沙羅が走り出すと、亜歌里もつられて走り出した。
亜歌里も、再び笑顔を見せた。
一人列から離れていた涼宮 霞胤<男子22番>が走っていく沙羅と亜歌里を横目に見て、さっき亜歌里が見ていた看板に目をやった。
そして、その冷たい顔に少し笑みを浮かべた。
<残り100名>
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