過去へと続く扉

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フェイト 「着いたね…」 はやて 「そうやな……クロノ君聞こえるか?」 クロノ (ああ……き……はす……だが) はやてはクロノに通信を入れるがもの凄いノイズが入りクロノの声はよく聞き取れなかった。 はやて 「クロノ君、よく、聞こえへんで!」 クロノ (……な………ろ) 通信が完全に途切れてしまう。 そして同時に次の瞬間フェイト達の飛行が一斉に解ける。 フェイト 「え?」 アルフ 「あれ?」 フェイト達が急に起こった魔法無効化に驚いていた。だがシグナム達は冷静に状況を把握していた。 シグナム 「…来るぞ!」 シグナムが見ている先から巨大なゲートが現れる。 はやて 「…なるほどな…これが原因で通信が切れたんやな…シグナム!フェイトちゃん!アルフ!私は一時離脱そしてクロノ君に報告してくるから!」 みんなは「わかった」と返事をし、返事を確認したはやては階段を上がりその場から去って行く。 シグナム 「油断するなよ…テスタロッサ」 フェイト 「わかってます、シグナム」 アルフ 「油断するなっつったって、あのゲート!なんか様子がおかしいよ!」 フェイト 「え?扉が…」 シグナム 「開き始めてる…テスタロッサ!アルフ!私達も一旦退くぞ」 シグナムの言葉を聞き一旦退く事にした。 だがゲートはまるで逃がさないと言わんばかりに勢いよくゲートは開き、すでにどこに逃げても、もう手遅れであった。
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